Bt381SLCMAEfLjZ

【活動日誌】なぜ”蒲焼さん太郎”は”蒲焼太郎さん”ではないのか


やっべ〜〜〜〜〜〜!!!!やっべ〜よ〜〜〜〜〜い!!!!何だったっけ!!!やばい忘れちゃった!!!何だったっけ!!!!!!忘れちゃったよ〜〜〜〜!!!!!子供のころ、とんがりコーンを指にはめて「魔女の手だよ」って何でやってたんだっけ〜?何を目指してやってたんだっけ?忘れちゃったよ……..

 

こんにちは、イノワキです。

先日、エビクラゲメンバーのタグマと新宿で飲んでいた時に、「エビクラゲ内ではものすごいスピードで言葉が生まれ、ものすごいスピードで言葉が死んでいる」という話で盛り上がりました。

 

そう、エビクラゲでは日々新たな言葉が生まれ、死んでいきます。

初期の溢れ部を聴き返していただけると如実にわかると思います。

例えば一般に、感謝を伝える”サンキュー”一つとっても初期の頃は「サンキューでぃあうす!!!いやぁぁぉう!!!!!!」のように“サンキューの直後に興奮する”というものが生まれ、隆盛を極めていました。しかし、盛者必衰。いつの間にかメンバー間では使用されなくなり、今となっては何故サンキューの直後に興奮していたのか全く分からなくなっている状態です。

この”直後興奮”が廃れた現在、使用されているのは「サンキニング」です。

FullSizeRender

サンキュー ▶︎ サンキューでぃぃあうす!!!きゃーおぅ!!! ▶︎ サンキニング

初期誕生製品にどんどん性能を足していった結果、性能過剰になり顧客が求める以上のスペックになってしまい、最終的にシンプルで使い勝手がよい製品が売れるという日本の白物家電の歴史と見事に一致します。

 

このように僕たちの団体内では”言葉のエコシステム”が形成されているのです。

 

 

ところで、みなさんはこの言葉を覚えているでしょうか。

 

これは去年の7月ごろ、僕が満を持してエビクラゲに発信した言葉で、伝えたい情報を”蒲焼さん太郎”や”焼肉さん太郎”の「さん太郎」に載せて伝達するというものです。

この言葉は2、3回アゴが外れてしまうぐらい全く流行りませんでした。

タグマとこの”さん太郎”の流行らなさを話しているうちに、「いや、面白いだろ…ふざけるな…もっと流行れよ…」という思いがフツフツと沸いてきたのと同時にこんな疑問が頭に浮かんできました。

 

なぜ蒲焼さん太郎は蒲焼太郎さんではないのか

 

説明が遅れましたが、蒲焼さん太郎や焼肉さん太郎といえば駄菓子屋界のマライア・キャリーといっても過言ではないほどの有名な存在です。一つ10円という爆裂低価格も人気のゆえんでしょう。

子供の頃、皆さんも放課後に有り金を握りしめて友達と駄菓子屋に何度も行ったでしょう。10円20円でお菓子を買えるのが最高だったでしょう。そんな中で大人気だったのが「蒲焼さん太郎」「焼肉さん太郎」「酢だこさん太郎」だったはずです。

 

さん太郎シリーズって、なぜ、「さん太郎」なのでしょうか。普通、「さん」という敬称は名前の後に付ける言葉なので、本来なら「太郎さん」であるべきです。

僕はこの「さん太郎問題」に悩まされ、夜しか眠れない身体になってしまいました。

そこでこの問題の解消をはかるべく、いくつか仮説を考えてみたのです。

 

<仮説>

・あえて太郎という名前の前に敬称を置くことで、世の常識に対して反抗している。

・あえて太郎という名前の前に敬称を置くことで、次世代を担う子供達に「常識を疑え、それが新しいものを生むことに繋がるのだから…」という示唆を含ませた。

・「太郎」と「さん」の順序をひっくり返すことで、ひっくり返る程の美味しさであることを表現している。

・創業者の名前が三太郎[酸太郎]だから。

 

上記のように、”さん太郎”という名前であるべき理由を考えつくしましたが、一向に自分を納得させられる仮説が出てきません。そこで、今回はさん太郎シリーズの製造元である株式会社菓道に取材をして直接聞いてみました。僕は何をしているのでしょうか…

 




 
トゥルルルルルル…トゥルルルルルル…ガチャ

 

僕「あの〜すいません、ちょっとお伺いしたいことがあるのですがよろしいでしょうか」

 

女性社員「はい。何でしょうか」

 

「なぜ、蒲焼さん太郎は、蒲焼太郎さんではないのでしょうか」

 

女性社員「はい?」

 

「いや、あの〜普通、”さん”って敬称なので太郎という名前の直後に付けるべきだと思うのですが、なぜ太郎の前に置いているのでしょうか」

 

女性社員「あ〜なるほど…ちょっと上の者に聞いて参りますので少々お待ち下さい」

 

 

 

 

 

僕 (大変なことになってしまった…僕の生ゴミみたいな疑問で株式会社菓道の上の者を動かしてしまった…嫌だ…一刻も早く電話を切って昨日TSUTAYAで借りた婚前特急を観たい…吉高助けて…)

 

 

 

 

 

女性社員「お待たせしました。なぜ”さん”が太郎の前にあるのかということですが、“さん”の敬意の方向が太郎ではなく蒲焼に向いているからです

 

僕「あっ…なるほど」

 

 

 

 

…なんということでしょう。完全に納得できました。あくまで 味の鍵を握っている蒲焼に精一杯の敬意を払った結果「蒲焼さん」となり、その後に太郎を付け足して蒲焼さん太郎という名前になったようです。敬意の方向が太郎ではなく、蒲焼に向いていたとは…­というか「敬意の方向」を大学受験ぶりに聞いた…大学受験しておいてよかった。

 

疑問:なぜ蒲焼さん太郎は蒲焼太郎さんではないのか

解答:

株式会社菓道の敬意の方向が太郎ではなく蒲焼に向いているため

 

 

 

 

 

 

しかし、ここで新たな疑問が浮かび上がります。”わさびのり太郎”や”キャベツ太郎”のように「さん」が付いていない商品もあるのです。そこで名前に太郎が使用されている商品を取り上げ、「さんの有無」で分類してみました。僕は何をしているのでしょうか…

 

 

 

 

 

菓道が敬意を向けているお菓子(全て直後に+さん太郎)
蒲焼・焼肉・お好み焼き・酢だこ・のし梅・やきそば屋・ラーメン屋・玉ねぎ・朝のラスク屋

 

菓道が敬意を向けていないお菓子(全て直後に+太郎)
キャベツ・もろこし輪・わさびのり・カルビ・餅・NEW餅・甘いか・のしいか・カットイカ・チョコ・どん

 

敬意を向けているお菓子向けていないお菓子との間に、際立った違いはありません。数も、向けているお菓子:9個向けていないお菓子:11個とほぼ拮抗。世の中には尊敬できる人とできない人両方いるけど、尊敬できない人の方が僅かに多いよね、ということの比喩だと捉えられないこともないですが…いや、捉えられませんね。捉えられませんよね。無理があると思います。すいませんでした。やはり、9人全員が坊主になる高校野球には誠実さや清々しさが感じられ尊敬に値しますが、高校サッカーは11人全員髪型が自由、秩序の「ち」の字もない全くもって尊敬に値しないスポーツだという菓道のコーポレート・スローガンをこっそりと潜ませているということではないでしょうか。いや〜違いますよね…菓道がスポーツ差別主義だという証左がありませんよね。捉えられませんよね。本当にごめんなさい…じゃあ、タコの足には尊敬の念を抱いていてイカの足には全く敬意を持っていない…う、うわ〜〜〜〜〜〜ん!?それぞれ1本ずつ足りてないしタコの足に尊敬の念を抱いてるって意味わからなくない!?もう嫌だ!!!!絶対に嫌なんだ!!!!!!!!嫌なんだよね!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

二つ目の疑問:菓道の商品に”さん”が付いているお菓子と”さん”が付いていないお菓子があるのは何故か

解答:

絶対に嫌だ

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、いずれにせよ今回の「なぜ”蒲焼さん太郎”はなぜ”蒲焼太郎さん”ではないのか」という問題は解消されたのでよかったです。存分に昼寝を楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

100円玉を握りしめて駄菓子屋に向かったあの頃に思いを馳せるために…

 

 


騒がしさを担当。
勢い任せなせいか回答を読み間違えるなどの凡ミスが多い。
女子大生の小芝居が上手すぎる。