【活動日誌】新年度の幕開け~環境の変化によるアイデンティティ崩壊について~


残業代だ!残業代を寄越せ!経営者!貴様の血は何色だ!弊社の定時を言ってみろ!お前が自分で決めた定時だ!うわ、すいません!基本給を減らさないで!ごめんなさい!働きます!この身が朽ち果て、腐り、土となり、木々を育て、その育った木の陰でそよ風になでられながら美しかったあの頃を思い出すまで働きます!

 

こんにちは、拓です。

 

今更なんですけど、一つの団体に「拓」と「たくあん」が存在してるの紛らわしすぎじゃないですか?

見た目の感じもあってジョジョの奇妙な冒険第3部に出てくるオインゴとボインゴみたいになっちゃってる気がします。

拓がオインゴだとしたら、たくあんがボインゴですかね。

オインゴに眼鏡をかけたら拓になるし、ボインゴに眼鏡をかけたらたくあんになるんじゃないですかね。

 

まぁオインゴ・ボインゴの話はいいとして、正直どっちが拓でどっちがたくあんか分かってない方もいると思うんですよ。

見た目で判断するのは簡単です。太い方がたくあんで長い方が拓です。

 

でも人間の本質ってそういうことじゃないじゃないですか。

人を見た目で判断するなって母もよく言っていました。

 

言葉には言霊の力があります。

言葉にしたことが事柄として起こるとされるものです。

 

皆さんが私のことを「拓」と呼べば呼ぶほど私は拓然としていくし、

たくあんのことを「たくあん」と呼べば呼ぶほどたくあんはたくあん然としていきます。

 

だからこそ拓とたくあんが混ざるようなことはしないでほしいし、

この前原から「拓はたくあんのことを”たかん”て呼ぶなよな……」って怒られたので気を付けます。

 

余談ですが「たくあん」が「たかん」になるように単語の中で子音が直後に来る母音と混ざって違う発音になる現象をアンシェヌマン(enchaînement)と呼び、フランス語でよく使います。

たまにアンシェヌマンとリエゾンを間違えて覚えている方がいるので注意が必要です。

 



 
 

さて、もう4月も後半に差し掛かっています。

エビクラゲリスナーの方にも新生活が始まった方がいらっしゃるでしょうか。

 

進級、進学、就職、退職・・・。

色々な契機を迎えて新しい環境にぶち込まれていることでしょう。

不思議なもので新しい環境ってのは決まって地獄です。

前日までは「うわぁ~い明日から新しい環境だぜぇ~さぞ天国なんだろうなぁ~わっくわくだよぉ~い」と胸をオールナイトで躍らせてみても地獄は地獄です。

 

私が高校に入学した時も5月ぐらいまでクラスに友達ができませんでした。

就職に関しては今なお社員一人にさえ心を開けないでいますが、それは入社後3ヶ月は試用期間で給料が減ることや、裁量労働制を用いてることを聞いたのが入社3日前だったからかもしれません。

裁量労働制にだけは気を付けてください。本当に自分の裁量で働いているのか、もう一度自分に問い掛けて下さい。

 

少しでも自分の想定と違うことが起きると、人間そこから一歩引いてしまうものです。

結果として、もう4月も後半に差し掛かっているのに周りに溶け込めなくて困っている方もいるのではありませんか?

 

私が高校に進学した時も5月ぐらいまでクラスに友達ができませんでした。

就職に関しては今なお一人の社員にすら心を開けないでいますが、それは直属の上司が残念な記憶力の持ち主で30分ごとに同じことを聞いてきたり、あまつさえ伝えた内容を間違えて覚えたりしていたからかもしれません。

社会に出て一番驚いたことは、世の中には自分の想像を絶する馬鹿が死ぬほどいるということです。受験がなく地域性が高いため学力レベルがバラつきやすいとされる小学校より知能バランスが崩壊します。

 

それでも目上の人や年上の人には敬意を示さなければなりません。「自分の方が上手くやれるのに」「自分の方が面白いのに」そう思いつつも、それを表に出すことは出来ない。

愛想笑いが上手くなり、一つも面白くない話で爆笑し、みんなが聞いている音楽を聴いて「めっちゃいい」と言い、ファミレスの安いドリアをソウルフード扱いし、大学生のくせにバイトばかりして同僚のことを「仲間」と言い張るような人間にはなってほしくありません。あとバイトの同僚と仲良くなれる感覚を引きずると就職してから絶望します。

 

環境に無理やり適応するために自分を偽って生きる羽目になるんですね。

以前の環境で上手いことやれていた人ほど「本当の自分はこんなんじゃない」という気持ちが強くなってアイデンティティの危機を覚えると思います。

 

私は高校に入学した時も5月ぐらいまでクラスに友達ができませんでした。

 

就職に関しては今なお社員一人にさえ心を開けないでいますが、それはエビクラゲに所属する程度にはふざけた人生なのに何故か真面目な性格だと勘違いされて過度な期待を受け、実際の業績は上がらないもんだから一日100件飛び込んでこいって言われたからかもしれません。

 

 

新しい環境で居心地の悪さを感じている人は、以前の環境での自分のキャラクターが再び形成できるのか不安なのかもしれません。

この前までちょっと成績の良いクールキャラだったのに、ここではいじられキャラになってしまうかもしれない、という不安。

あるいは既にかつてとは違うキャラクターを設定されてしまって、やりづらさを感じているかもしれません。

 

私も高校に入学した時も5月ぐらいまでクラスに友達ができませんでした。

 

就職に関しては今なお社員一人にさえ心を開けないでいますが、それはいくら自分を殺して会社の利益に貢献しても給料が少な過ぎてスーツや仕事用カバンの新調だけで貯金が底をつくからかもしれません。

毎日息が詰まるようなオフィスに行ってストレスを抱えても全くリフレッシュできないのは賽の河原で石を積むのに匹敵する辛さです。

 

新しい環境、自分の思うようにいかないことがいっぱいで苦しいと思います。

私と同じように、今の自分が置かれた状況を打破したくて仕方ない人もいるでしょう。

 

そんなあなたに是非読んで頂きたい本があります。

それがこちら。

おぉっと、間違えてしまいました。

これは大喜利集団ドングリとエビクラゲの1stCD「虹が二色に見える世界」でしたね。

買ってください。

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本当にオススメしたいのはこちら。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

著:平野啓一郎

 

「自分」とはコミュニケーションする相手ごとに存在し、一人の人間の中に複数あるものだ、とする「分人主義」という概念を唱える本です。

簡単に言うと「人間ならば八方美人なのは当たり前である」という話です。

 

従来、人のアイデンティティは分けられないものとして考えられてきました。

すなわち「個人」です。

しかし、20年前ぐらいから人のアイデンティティは一枚岩でないことが議論され始めます。

その議論の割りと最近の考え方が「分人」です。

コミュニケーションの相手ごとに分人は自然と生まれてくるものであり、自分とは複数の分人の集合体であると平野は言っています。

例えば、私がタカハシヨウと対話している時に発露する分人と、私が会社の上司と対話している時に発露する分人は違うものですが、どちらも私の分人であることは間違いなく、どちらかの分人が「本当の私」あるいは「偽の私」であるという考え方は適応されないのです。

上司の前で猫を被って愛想笑いしている時も、あるいは気の置けない友達といる時も、同様に「本当の自分」であるという考え方が説明されています。

 

新しい環境に馴染めず「本当の自分はこんなんじゃない」と感じている方。

本来自分なんて流動的な存在です。

 

本当の自分も何もなく、新しい環境で居心地の悪さを感じている自分も以前の環境で万年フィーバーモードだった自分も「本当の自分」です。

例えば、頭の悪い上司に対して敬語で接するのも一つの分人が下した判断です。

「その方が社会的に正しいから」「そうしないと怒られるから」

理由は様々考えられますが、その判断をしたのは自分ですから、まずそれを受け容れましょう。

 

繰り返しになりますが、アイデンティティとはコミュニケーションの中に存在するものです。

相手が違えばコミュニケーションの中身は変わり、ひいては自分も変わります。

だから前の環境での自分のキャラクターに束縛されることなど不要、というかキャラクターなんてものに振り回されることはないのです。

その時その時で自分が取る行動や言葉を全て自分のものとして受け容れ、自己分析の上でアイデンティティを形成してみましょう。

 

多分、前よりは自信を持って「自分はこういう人間だ」と考えることができるでしょう。

もう「本当の自分はこんなんじゃない」などと戯れ言に振り回されないことを祈っています。。

 

 

さて。

 

私は今年から社会人2年目になりました。

 

これで履歴書の勤務年数に「1年」と書けます・・・。

転職活動もまだまだこれからだ・・・。

 

今年の抱負は「辞職」と「転職」。

 

もし念願を果たしたら溢れ部で最初に報告したいと思います。

あと感想、および転職に関する情報などお待ちしています。
どしどし呟いてくださいね。


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どこで仕入れたかわからない知識を用いた長文ネタが持ち味。
教養に溢れており、社会的であり、回答が勉強になる。
会社への文句しか言わないロボットに成り下がっていたが転職に成功した。