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【活動日誌】タカハシヨウは適量の重要性を馬鹿に説けるか


ごきげんよう

 

ドングリとエビクラゲの拓です。

 

 

突然ですけど、七福神って全部言えますか?

 

 

僕は、恥ずかしながら弁財天と大黒天と福禄寿ぐらいしか出てこなかったんですね。

 

他に恵比寿、毘沙門天、布袋、寿老人がいます。

 

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・・・寿老人?

 

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え、待って・・・?寿老人?

 

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・・・誰だお前。

 

 

Wikipediaによると「酒を好み頭の長い長寿の神とされる。日本では七福神として知られているが、福禄寿はこの寿老人と同一神と考えられていることから、七福神から外されたこともあり、その場合は猩猩が入る。」というものだそうです。

 

 

・・・空いた枠に猩猩が入る?妖怪の?

 

え、寿老人は神様なのに、妖怪と互換性があるの?

 

 

考えれば考えるほど七福神のマイナー枠、寿老人のキャラクター性には悩まされる部分があります。

 

 

ただ、健康長寿の神であるという点は間違いないようです。

 

今回はタカハシヨウの健康長寿を願った他メンバーの寿老人っぷりを記事にしていきたいと思います。

 

 

今回皆様にお伝えしたいのは、とある8月の収録日の出来事。

 

 

この日の収録はいつもと違う意味を持っていました。

 

気合が入っていました。

 

街は歓喜の産声で溢れ、全人類は心の中で讃美歌を流しました。

 

 

来る、

タカハシヨウ生誕祭

 

 

思い出されるのは数々の悲劇と犠牲、悪意。

 

 

今となってはメンバー全員から「ゴミ」と呼ばれている逸品を生み出した2年前。

 

女子会という設定で芝居をしながら池袋のパセラでパンケーキを食った1年前。

 

 

誰も得をしないどころか、企画と制作の段階で多くのメンバーの精神を削るのがタカハシヨウ生誕祭です。

 

だけど、これだけは忘れないでいただきたいのです。

 

 

僕らはいつだって本気でタカハシヨウの誕生を祝っているってことを!!

 

 

さて、今年は一体どのような儀式が催されるのか。

 

その一部始終をご紹介したいと思います。

 

 


 

まずはまだまだ誕生日当日(7月7日)まで余裕のある6月半ば。

 

タカハシヨウを除くメンバーのグループLINEでタグマが切り出します。

 

 

タグマ「毎年何かやってるんで今年も何かやろうと思います」

 

 

この一言を皮切りに結構色々な意見が飛び交いました。

 

いかんせん、今年から社会人になったり就活したりと環境に大きな変化があったメンバーが多く、事前の準備に時間を掛けることが難しいという制約があります。

 

それを踏まえてなるべく事前準備が少なくていいものを選ぼうと本当に色々な意見が出たし、地方にいるメンバーがこちら来られる日の調整なども前もって根回ししようとしていました。

 

侃々諤々の議論も煮詰まり、そろそろ方針を決め、具体的な内容の検討に入りたい6月下旬。

 

 

タグマ「いま俺気付いたんだけど7月だと30日か31日とかじゃないと無理だ…」

 

原「いま俺気付くなよ…」

 

タグマ「助けてくれ」

 

タグマ「8月にやるか…?」

 

タグマ「死ね」

 

 

このやり取りがあった6月下旬、タグマの誰に向けたでもない暴言を最後にしてタカハシヨウを除くグループLINEは完全に沈黙しました。

 

 

結構飛び交った色々な意見はシャボン玉のごとく見る角度によってキラキラと色彩を変えながら、誰かが不用意に触れて割ることも、はたまた風に吹かれて見失うわけでもなく、ただそこに浮かんだまま役割を終えました。

 

 

そうして迎えたタカハシヨウ誕生日当日。至極普通の木曜日でした。

 

 

何も準備していないので何もできない。

 

 

タカハシヨウの誕生日なのに何もできない!!!!!!!!!!!

 

 

全員を支配したのは、怯え。

 

 

「タカハシヨウの期待に応えられないかもしれない」

 

「何か傷跡を残すチャンスなのに何もできないかもしれない…」

 

「ここで何もしなかったら神に罰を下されるかもしれない…!」

 

「人が人に罰を下すことが許される法治国家は地獄かもしれない!!」

 

「ここが地獄だというのなら死は本当の救いではなく、それこそ生前の罰として、死んだ末路にこの世界線で顕現することを余儀なくされたのかもしれない!!!!」

 

「とするならば、タカハシヨウもタグマも原もイノワキもノブも馬クソもたくあんもドリアンもせわしもあおもこまっつーも拓も、罰を下す唯一の権利を持つ神のいる世界で生前に大罪を犯しているのかもしれない!!!!!!」

 

 

これは怖いことです。タカハシヨウは生前、大罪人の可能性が出てきました。

 

怯えはやがて感情だけでなく、具体的な影響を及ぼそうとしてきています。

 

 

身体は自分の思うようには動かず、いくら止めようとしても四肢の震えは収まりません。

 

それに反して、五臓六腑は機能を低下させ、心の臓は今にも止まってしまいそうです。

 

 

どうすればいい?この何かに追われているかのような感覚からどうすれば逃げられる?

 

ジャバウォック、グエムル、プレデター、そんな強大で視認できない怪物を彷彿とさせる耐え難いプレッシャーでした。

 

タカハシヨウを除くグループLINEで我々は小動物のように互いに身を寄せ合います。

 

 

タグマ「やばいだろうが…」

 

せわし「やばすぎ」

 

イノワキ「動物の写真見せて和ませるか?」

 

 

何という天才的発想でしょうか。

 

 

プレッシャーに対して”癒し”を与えることで僕らのダメージを緩和しようという作戦です。

 

もしプレッシャーが全然和まなかったとしても動物たちをスケープゴートにすれば自分たちは助かるはずです。

 

一縷の望みを抱きつつ、藁にも縋る思いでタカハシヨウに動物の写真を見せまくります。

 

 

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タカハシヨウ「なんでだ」

 

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タカハシヨウ「かわいい」

 

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送りに送った31枚。

 

 

和ませられそうな写真から段々と「かかってこいよ」と言わんばかりの猛禽類写真に変遷しているところから、我々の心に余裕が生まれていることが分かります。

 

ちなみに31枚以降、動物以外の写真を送りつけているのですが、もう盛り上がりませんでした。

 

 

何とかタカハシヨウの誕生日当日を乗り切った訳ですが、やはりこのままでは終われません。

 

タグマ「毎年何かやってるんで今年も何かやろうと思います」

 

この気持ちはもはや全員が共通して持っている価値観、普通そうするものであるという道徳ですらあります。

 

 

今一度、タカハシヨウを除くグループLINEで日程を調整し合います。

 

タカハシヨウは動物画像のくだりでもう誕生日を祝われた気でいるはずです。

 

おそらく環境の変化に追われて我々が何も出来なくなったのだと考えているだろうし、完全にその通りです。

 

しかし、それは今となっては追い風になっています。

 

タカハシヨウにサプライズを仕掛けるには絶好の精神状態というわけです。

 

水面下で何が起きようしているのか、タカハシヨウは何も知りませんでした。

 

 

そして迎えた8月のとある土曜日、収録の日です。

 

ここからが本題となります。

 

 

タカハシヨウはまだ、この日何が起こるか全然知りません。

 

そしてこの僕、拓もこの日何が起こるか全然知りませんでした。

 

 

本当に全然知らなかったので、普通に集合時間より早めにタカハシ家に”帰還”し、タカハシヨウ自慢のSONY社製ゲーム機で「No Man’s Sky」をプレイしまくっていました。

 

 

しかしこのNo Man’s Skyというゲーム、非常に奥が深いです。

 

このゲームは、宇宙中に点在する18,446,744,073,709,551,616個の惑星を自由に探索するゲームです。

 

明確な目的も無いし、それに付随するように丁寧なチュートリアルもありません。

 

星から星の移動はともすると40時間以上かかる謎のリアリティ。

 

適当な星に着陸してみれば、大地からアロエのような感じでプルトニウムが生えています。

※プルトニウム・・・アクチノイド元素のひとつ。原子番号94、元素記号はPu。現代の核兵器における主要な核分裂性物質であり、日本では核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律で、その保管・取り扱いを規制されている。

 

 

このゲームに興じに興じ、タカハシヨウが「このゲームは見ているだけの方が面白い」と新たな気付きを得て、いよいよ持ち主より僕の方がプレイ時間が長くなってきたところで、事態は急変してきました。

 

 

そもそもこの日、収録開始に向けた集合時間は19時。

 

そして「No Man’s Sky」がだいぶ楽しくなってきた現時点で、既に20時を回っています。

 

タカハシヨウのイライラが募ります。隣で僕が一生懸命プルトニウムを採取します。

 

 

今こそ動物の画像で和ませてほしいのに、こういう時に限ってタカハシヨウを含むグループLINEは全くメッセージを受け取りません。

 

この時、僕は「No Man’s Sky」に夢中で気付きませんでしたが、タカハシヨウを除くグループLINEでは活発なやり取りが行われていました。

 

 

タカハシヨウはまだ、この日何が起こるか全然知りません。

 

そしてこの僕、拓もこの日何が起こるか全然知りませんでした。

 

 

そしていよいよタカハシヨウの堪忍袋の緒が切れんとした20時ごろ、ようやくメンバーが到着します。

 

馬クソ、イノワキ、せわし、たくあんの4人がぞろぞろぞろと現れます。

 

 

4人「ただいま~、誕生日おめでとう~!」

※タカハシヨウの家を私物化し過ぎているため、何人かのメンバーはタカハシヨウ邸への訪問を”帰還”と捉えている。

 

4人「ケーキ買ってきました~」

 

 

4人は1人1つずつ祝福の具現化であるケーキを手にしていました。

 

いや、この言い方では誤謬が生じますね。

 

 

イノワキとセワシはホールケーキ(4~5人前)を1つずつ、

 

馬クソとたくあんはカットされたケーキを5~6個ずつ買ってきました。

 

 

この時点で6人しかいないのに対して、20人分ぐらいケーキがあります。

 

明らかに糖分が過多。生クリームにも限度があります。

 

 

しかし、完璧な祝福ムードが出来ました!!!!!やった!!!!!

 

 

「楽しい誕生日⇒おめでたい⇒ケーキが食べられる」が真ならば、

 

「たくさんケーキが食べられる⇒とってもおめでたい⇒」も成り立つはず。

 

 

これは期待の持てる走り出しとなりました。

 

とりあえず、タカハシヨウの年齢の数に合わせて、それぞれのケーキにロウソクを差します。

 

 

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中心に鎮座しているのはタカハシヨウ邸に偶然あったカーリー像です。

※カーリー・・・ヒンドゥー教の神、パールバティの悪堕ち姿。戦闘に勝利すると踊る癖があるが、ステップが激しすぎて大地が割れる。今回はタカハシヨウの誕生日ということで、戦闘に勝利していないのに踊っていただくことができた。

 

まごう事なき「壇」の完成です。

 

 

さらに生誕祭の”おこり”となったゴミとも共演です。

 

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イノワキのケーキはタカハシヨウの名前を執拗に間違えられていました。

 

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ついでに着てきたシャツとタカハシヨウ邸にあったズボンの柄が奇跡的に一致したので記念にセットアップにしたイノワキ。

 

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イノワキがセットアップを脱いでいる間にケーキに着火します。

 

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地下の防音室で100本近くのロウソクが燃えていることに危機を感じましたが、タカハシヨウがあらかじめ消火用の水を用意してくれたので助かりました。

 

 

ゴミを取り囲むたくさんのケーキの上であらん限りのロウソクが燃える様は神々しくもあり、それでいて誰かの幸せを願うという至極ふつうの何よりも人間臭さを感じる輝きでした。

 

 

5人でHappy Birthday To Youを歌い、タカハシヨウに火を消すように促します。

 

 

タカハシヨウはここでフーっと息で火を消すようなことはしません。

 

神聖であるべき「壇」の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。

 

お線香の火を手で扇いで消すのもそのため。

 

タカハシヨウは作法に則り、手で扇いでロウソクの火を消してくれました。

 

 

盛大に拍手をして「タカハシ君おめでとーっ!」「きゃーっ!」などと祝福の言葉を掛けます。

 

 

全部火が消えたところで早速食べようとしたところ、お祝い用のカラフルなロウが溶けて、ホールケーキを毒々しく彩ってくれていました。

 

そういうところ無駄に神経質なところがあるエビクラゲのメンバーは、このロウソクが食べて大丈夫なものか念入りに調べます。

 

無事にロウソクが食べられることが判明したところまでは良かったのですが、驚くほど食欲がそそられない見た目です。

 

 

少しの間、ケーキの群れを前にして様子を伺っていた面々。

 

最初に沈黙を破ったのがせわしでした。

 

 

せわしはおもむろに素手でホールケーキをむしり取り、豪快に食べ始めます。

 

周りの目を気にせず己が欲求のままにケーキを頬張る姿はさながらエドワード・ティーチやフランシス・ドレイク・・・そう、海賊そのものでした!!!

 

 

その様子は下のボタンからどうぞ。

↓再生ボタン

 

(収録前でマイクの位置が調整されてなかったためか聞こえづらいかもしれません。)

 

 

楽しい楽しいハッピーケーキタイムもいよいよ終わりが近づいてきました。

 

垂れたロウソクや海賊食いのせいで汚くなったり、圧倒的な生クリーム過多でちょっと途中イヤな気持ちになったりもしましたが何だかんだで20人分ぐらいのケーキを食べ終わります。

 

すいません、ちょっと途中イヤな気持ちって言いましたが、僕は結構イヤでしたし、タカハシヨウはもっと嫌だったと思います。

 

 

一度、この記事を読んでいる方に想像してほしいんです。

 

学校でも会社でもいいんですけど、自分の周りにいる、まぁそこそこ仲良くしている後輩が5人いたとします。

 

そいつらが自分の誕生日を祝ってくれる。これは嬉しいと思うんですよ。

 

でもそいつらが自分を含めた6人分のホールケーキを各自買ってくる。面白いかもしれないというだけの理由で。

 

結果、36人分のケーキが眼前に広がる訳です。面白さのピークが過ぎた後も。

 

 

どうでしたか。ご想像いただけましたでしょうか。

 

想像の結果、抱いた感情はタカハシヨウが抱いたそれと概ね同じです。

 

 

今、あなたは家の裏でマンボウが死んでるPのタカハシヨウと感覚共有したと言っても過言ではありません。

 

 

そして、それは「相手の気持ちになって考える」ってことが出来た証です。自信持ってください。

 

エビクラゲのメンバーには一生かかっても習得することができない、とても高度な技ですから。

 

 

ただでさえ小食なタカハシヨウが好きでもないケーキに囲まれる時間が終わりを告げ、いよいよ収録を開始します。

 

お祝いセレブレートケーキタイムに気を取られていましたが、この日は収録のための集合です。

 

本来の目的を見失ってはいけません。

 

 

 

ちなみにこの日最初にやったお題が「キューピー和えるパスタソースを一気飲みして一言」です。

 

そして23時ごろ、次のお題に入ったぐらいのタイミングで原から一報が入ります。

 

 

原「LINE通話して大丈夫ですか?」

 

タカハシ「いいよ」

 

 

今は遠方にいる原でもLINEビデオ通話を使えば大喜利に参加できる。

 

文明の発達は素晴らしいですね。

 

 

タカハシ「原?聞こえてる?」

 

原「ッ、ウィーぃ」

 

おっさんのようなテンションですが、これでとりあえず収録の準備は整いました。

 

 

それと同時ぐらいのタイミングで部屋のインターホンがけたたましく鳴り響き、来客の訪れを知らせます。

 

タカハシヨウが応答すると、少し遅れていたあおが来たようでした。

 

 

多分ですが、この時点でタカハシヨウはちょっと嫌な予感がしていたと思います。

 

 

収録している防音室のドアを開けて入ってきたのは、先ほどインターホンを鳴らしたあおです。

 

そしてドアを開けた勢いそのままに買ってきたコンビニスイーツをぶちまけやがりました。

 

 

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マジで意味が分かりません。

 

 

 

あおが時々突拍子もない行動に出ることは何となく知っていましたが、これは酷い。

 

防音室にいたメンバーもあまりのことにただただ「おい!何やってんだよ!」といった主旨のことを言うだけです。

 

 

ビデオ通話の向こう側では何が起こったのか分からない原が「え?何?え?何?」と状況おねだりをしています。

 

僕らもこの時に感じた衝撃をおすそわけしたいのでカメラを動かして惨状を共有しました。

 

 

タカハシヨウ「こんなになってる」

 

 

ガチャッ

 

 

その時、防音室の扉を開けて入ってきたのは、

 

 

カメラの画角が狭いんで直接見た方が早いと思いましたわ~、みたいな顔で入ってくる、

 

 

その手にホールケーキと、さらにそれと同等のサイズのババロアを持っている、

 

 

 

 

「え~、何で遠方にいるはずの原がここにいるの~!?」みたいな反応を求めてやったサプライズです。

 

タカハシヨウ以外のメンバーはこの日、原が東京に来ることだけは知っていましたが、そのことをタカハシヨウには一切伝えていませんでした。

 

仕事の都合でも家庭の事情でもなく、本当にこのためだけに帰京した原の姿がそこにありました。

 

 

 

対するタカハシヨウは、あおと原によってさっき消費したのと同じぐらいのケーキが登場したことに本気で嫌気が差しているようでした。

 

 

 

あおとか原とかどうでもいい・・・大喜利やる前にまたケーキ食べるくだりやるの?マジで?

 

そんな顔でした。

 

 

 

正直、最初からいた5人も既にケーキを食べたくありません。

 

 

しかし、せっかく買ってきてくれたケーキです。

 

他でもない、このためだけに帰京した原のケーキです。

 

とても無碍にはできません。

 

 

ケーキを勧める原と、嫌がっているように見えないよう白々しく喜ぶ6人。

 

その様子はさながら地元の空気読めない先輩と逆らえない後輩です。

 

このずぶずぶの泥のような関係は、時として猿山の猿たちの間で見られるヒエラルキーと性質を同じくします。

 

 

原先輩「さァ、食ってくれよォー!お前らの喜ぶ顔が見たくて買ってきたんだからよォ!」

 

せわし「いいんすか?マジすか?うわぁ、夢みたいっす!」

 

 

白々しく喜ぶしかない後輩たち。胃袋は全力で拒否していますが、先輩の圧に逆らうことなどできません。

 

まずはせわしが意を決して、チーズケーキの4分の1はむしり取れそうなほど手を広げて、ゆっくりと伸ばします。

 

 

そして、いよいよせわしの指先がチーズケーキに触れた瞬間、蕾から花が咲く動画を高速で逆再生してんのかな?ってぐらいのスピードで手が縮こまっていき、角砂糖以下の量だけを口に運びました。

 

 

原先輩「おい全然じゃねぇかよ!!!!!」

 

 

期待外れになってしまった原先輩の叫びが轟きました。

 

慌てたイノワキが尻拭いのためにチーズケーキに挑みます。

 

 

イノワキ「原先輩(ケーキ頂いて)いいっすか?マジで、チーズケーキには目が無くって!」

 

原先輩「イノワキならいってくれるっしょ!ガーっといけよ、ガーっと!」

 

 

続くイノワキも意を決して、チーズケーキの4分の1はむしり取れそうなほど手を広げて、ゆっくりと伸ばします。

 

 

そして、いよいよイノワキの指先がチーズケーキに触れた瞬間、蕾から花が咲く動画を高速で逆再生してんのかな?ってぐらいのスピードで手が縮こまっていき、角砂糖以下の量だけを口に運びました。

 

 

原先輩「全然じゃねぇかよオーーーーーイ!!!!」

 

 

っていうコントを順番に全員分やりました。

 

その様子は下のボタンから聞いてください。原が絶好調です。

↓再生ボタン

 

 

ようやくケーキのくだりが終わって、大喜利の収録が再開されます。

 

原先輩は久しぶりにマトモな状態で大喜利に参加して心底楽しそうです。

 

 

実はこの時点でまだ、ノブが来ていませんでした。

 

ノブは20時前に「21時ごろ着きます!」「あ、ハプニングありもうちょい遅れそうです」と立て続けに連絡してきてから、完全に音沙汰を断っていました。

 

 

ノブのことは置いておきつつ大喜利も進んで日付が変わった頃、この日何回目か分かりませんがインターホンが来客を知らせます。

 

もうノブが来ると思ってなかったし、来るにしても手段が限られる時間だったので普通に怖かったです。

 

 

入ってきたノブの手には、しっかりとホールケーキが携えられていました。

 

 

ノブ「これ、プロ仕様なんで!」

 

 

だから嬉しいだろ?と言わんばかりの笑顔のノブと対称的にもういいよ・・・の顔をするタカハシヨウ。

 

 

もうケーキに飽きた面々「もうケーキ要らない・・・」

 

 

ノブ「そう言うと思って、ステーキ肉も買ってきました!!!」

 

 

何と一手先を読んできやがりました。もしかしたらノブの前世は高名な棋士か何かだったのかもしれません。

 

 

ノブ「タカハシ君、コンロ借りていいですか?」

 

タカハシ「IHしかないけど頑張って」

 

 

IHクッキングヒーター(1口)でステーキ肉を焼こうとするノブとそれを手伝う馬クソ。

 

 

他の面々は防音室で大喜利をしながら焼き上がるのを待っていたのですが、ちょいちょい馬クソがティッシュを数枚だけ抜き取ってキッチンに持っていく光景が見られました。

 

普段料理をしないのでティッシュがどう使われるのか分からなかったのですが、最後まで本当にティッシュがどう使われたのか分かりませんでした。

 

 

ケーキで完全に甘い甘いになった口に、塩とわさびで食べるステーキは最高に美味でした・・・。

 

 

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もはやこの時点でタカハシヨウが喜んで食べているのか苦しみながら食べているのか分かりませんでした。

 

 

ここから下は余談というか、舞台裏というか、ハクチョウが水面下でめっちゃバタついてるのを彷彿とさせる話です。

 

 

タカハシヨウは最初の4人が来るまで、この日何が起こるか全然知りませんでした。

 

そしてこの僕、拓もこの日最初の4人が来るまで何が起こるか全然知りませんでした。

 

 

なぜなら何も決まっていなかったのですから。

 

 

僕がタカハシヨウの家に着いた18時ぐらいから急にタカハシヨウを除くグループLINEが騒ぎ始めました。

 

 

「祝わなきゃ」

 

「祝わなきゃだよな」

 

「僕ケーキ買っていきます」

 

「ていうか全員ケーキ買っていきません?」

 

 

あお「ていうか全員ケーキ買っていきません?」

 

 

普段何かと蔑ろにされているあおですが、こんな時に限って彼の意見が採用されたりします。

 

そして馬鹿の意見に馬鹿たちが追従しています。

 

 

そして各地域のケーキ屋さんが早めに閉店している様子や、その時点での人数などを確認し合った末、結果的に15,000㌔㌍ぐらいのケーキが集結することになりました。

 

もうそうなるんだったらいちいち人数なんか確認しなきゃいいのに。

 

 

34回のエンディングで、原が言っていました。

 

 

「お祝いと言えばケーキ、この人数ならホール、全員がそう思った。それだけですね」

 

 

あたかもこれが偶然によって起きたこと、むしろメンバー全員の気持ちは一つだった証という美談にする勢いです。

 

しかし実際は、週刊文春によって証拠といえばでお馴染みとなったLINEに、しっかり談合のやり取りが残っています。

 

 

後日、タカハシヨウに「悪ふざけを優先して集合時間を無視するな」とこっぴどく叱られました。

 

皆さんはこういう浅ましい真似をせず、もっと相手のことを考えてお祝いしてあげてください。

 

 

 

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どこで仕入れたかわからない知識を用いた長文ネタが持ち味。
教養に溢れており、社会的であり、回答が勉強になる。
会社への文句しか言わないロボットに成り下がっていたが転職に成功した。