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【活動日誌&イベント】「『夏と、ポニーとアイレジアス』ライブレポ」


 

 

「蛇足」という言葉の由来となった人は、

「誰が一番早く蛇の絵を描けるかな??」

とかいう、いかにも”馬鹿者どもの集い”らしい勝負において、

「はい俺描ーけた!あんっっっれぇ?みんなまだ描いてるとか、馬鹿者どもかよ(笑)」

と言っては、せっかく描き終えた自分の蛇の絵に”足”を書き加えて失格扱いとなった。
という具合の馬鹿中の馬鹿なのですが、
ここでちょっと見方を変えてほしいのです。

「やってはいけないことを、”面白い”と思うからあえてやる」

という意味で、この人材はエビクラゲに向いている?

もし彼が「溢れ部」に出演したなら………

中国2千年という長い歴史の中でただの馬鹿者扱いされ続けてきた彼には、今この21世紀という新時代において初めて”良い評価”が下されていたのではないでしょうか。

そうなると、
この世のあらゆる常識は覆され、
失われた緑は次々とよみがえり、
飛び交うミサイルは互いの平和を祝福しあう手紙つきのバルーンに変わっていく………はずだったのではないでしょうか?
 

けどまあ、
「蛇の絵に足を加えてみた」
というネタは下痢味噌弁当のようなつまらなさなのでやはりコイツはただの馬鹿ですかね。

そんなわけで本日の活動日誌はエビクラゲの蛇足代表「あお」が担当させていただきます。

今回は先日下北沢ERAというライブハウスでの共同企画『夏と、ポニーとアイレジアス』と、その転換の際にちょこっと行われた我々の大喜利イベントについてです。

よろしくお願いします。

 

8月3日 日曜日、その日は夏まっさかりの猛暑でした。

 

一日予定が空いていたイノワキ・たくあん・あおは昼過ぎにタカハシくんの家に集まり準備を手伝うことに。
(あおは電車の乗降を2・3度間違え遅刻)

大喜利も含めこの日を頑張りたい!
と意気込むあおは、髪をやや短めに切って行ったのですが、出会いがしらのイノワキくんに

「脱走兵?」

と呼ばれ、この日一日のあおの運命が「脱走兵」という烙印を押されるとともに決定付けられたのでした。

 


 

ライブ会場に到着し、準備の手伝いを始める前にイノワキ・たくあん・あおの3人は軽く腹ごしらえへ。

まるで下北沢に精通していなかった3人は10分ほどさまよい歩いた結果、おいしいアジア諸国のラーメンが食べられそうな店へと吸い込まれていきます。

ただ、「イノワキくんは3人の中で最もサブカルっぽいんだから下北沢に精通していろよ、精通者であれよ」

とも思いましたがぶたれても嫌なので黙ってました。

 

食事中は大喜利で使うお題を考えることに。

せっかくなので「お題に”夏”を絡めよう」という方向性であれこれ案を出していきます。
本当に夏という方向性を大事~に大事~にしていたのですが、どれもあまりピンとは来ませんでした。

そんな中提供されたおいしそうなアジア諸国のラーメン

激辛が食べたかったというイノワキくんは唐辛子を存分に振りかけて言います。

「うまい!うまいからちょっとコレ、食べてみてよ!」

と、たくあんに蓮華いっぱいに盛った麺を差し出します。
そしてその麺にはさらに多量の唐辛子が振りかけられます。

たくあんは普段からあまり感情を表に出さないタイプなのですが、
こればかりは本っっ当に辛かったらしい。

おいしいアジア諸国のラーメンを食べ残してしまった挙句、会場への帰りの際も
「シィーッ…シーィッ…」
と唾液を吸い続けていたのを僕は忘れません。

そんな遊びをしつつも結局「これだ」と思えるようなお題は出てきやしないのでした…。

 

ライブハウスに再び着いてから、たくあんは会場の手伝いを、イノワキ・あおはイベントで配布するCDを焼き増しする作業へと移ります。

この焼き増しをする機械を『デュプリケーター』というのですが、これが知る人ぞ知るポンコツなのです。

以前のライブイベントで同作業を担当したイノワキ・馬クソはこの機械を次のように酷評していました。

「(ディスクトレイが)出てきてほしいときに出てこないし、
出てきてほしくないときに出てくる。まるで”あお”のようだ。」

僕としては、このことは話で聞いていた程度でしたが、いざデュプリケーターで作業してみると、

「た、確かに出てきてほしい時に出てこないし、出てきてほしくない時に出てくる…………!!!」

そのポンコツっぷりが面白くて僕は一人でケタケタ笑っていたのですが、
同席したイノワキくんからしたら、

「出てきてほしい時に出てこず、出てきてほしくない時に出てくるデュプリケーターを前にし、さらにそれを能天気にケタケタと笑い続けるあおが隣にいる」

という意味で言わば『二重のあお』に苦しめられるという状況です。
その苛立ちたるや相当のものだったのでしょう。
彼はぬるっとその場を離れて作業をあおに任せます。

 

そうこうしているうちに遅れて来る組のタグマくんが窓の外、右の方からやって来ました。

写真 2

通り過ぎて行きました。
素だったそうです。

余談ですが彼は僕にとっては高校時代の軽音部の憧れの先輩であり、常に最先端の流行語を開発する”笑いのパイオニア”でもあり、完全に尊敬の眼差しで見ていたものです。

しかし卒業後、エビクラゲの活動を境に久々によく会うようになってからは、”ひょうきん性”がすごいです。

日に日にひょうきん度が増しています。

行動のみならず姿形や表情などまでもが続々とひょうきんなものになってきています。

彼のひょうきん度を表すひょうきん雪原にはしんしんと雪が降り積もり、その積雪量は青森市の年平均である669cmに匹敵する値を記録します。

僕はそれをとても良いことだと思います。

予定が長引いたのか馬クソもだいぶ遅れての到着でしたが、通り過ぎた人がいたので全然大丈夫でした。

 

一通りライブ前の準備も終えたイノワキ・たくあん・あおは出演者用の控え室にて再びお題を考えます。
やはり夏を大事にしていきたさがあります。

そこへタグマ・馬クソが颯爽と現れ、言い放ちます。

タグマ「お題いいの考えた!

『”脱法ドラッグ”に代わる呼び名を考えてください』

ってのと

『2度と悲しい事故を起こさないために交通安全川柳を考えましょう』

ってのにしよう!」

一同「お、おぅ…良い、ね………?」

完全に勢いで決まりました。

 

…え、いや……、やだ……………

kai!

夏、関係ないんかい!!!!!!!!!
※写真は実家に帰った脱走兵です

僕らが大事にしてきた夏とはなんだったんでしょうか。

まあでも開演の時間も差し迫っていたので、とりあえずこの二つがまず決まりました。

そして本日の大喜利にゲストとして登場するaireziasの松田さん(Dr)にもせっかくだからお題を出してもらおうということになり、『身体のパーツで増えるとしたら何がいいか(用途も含めて)』を加えた3つのお題で本番を迎えることに。

僕らが大事にしてきた夏は、この3つのお題があまり跳ねなかったときの善後策として用意しておくという形になりました。

ちなみに、ここ最近のエビクラゲは、どうやら笑いの原点に帰りたがる傾向にあるようで、
「いや、○○やないんかい!!!!」
と大げさに突っ込んではズッコケたり座ってた椅子などから転げ落ちたりするやつが流行ってます。

しかし、控え室でいつものようにこれを行っていたタグマくんとイノワキくんは、そのアクションをヒートアップさせ過ぎたせいでライブハウスのスタッフに、

「ええ、大丈夫?」

と本気のテンションで心と身体の心配をされるという局面がありました。
要するにそれほどの動きをしているのです。

 

18:00 ~開演~

 

前半はタカハシヨウこと家の裏でマンボウが死んでるPが率いる「ポニー」の演奏。
この時のエビクラゲメンバーのお仕事は、
「演奏にあわせてステージ裏に表示されるスライドを送る」
というものでした。

馬クソは前回のポニーライブでも同様の仕事を担当したそうで、慣れた手つきでソツなくこなしていました。

続いて担当したあおは「歌詞のない間奏でも絶対にミスをしない!」と意気込むあまり、
出だしのAメロでスライドを送り忘れ、近くにいたメンバーからぼろゴミのように叩かれます。

しかしその後に担当したイノワキくんはこともあろうか、
「間違えて送りすぎたので、戻す」
という愚行中の愚行を犯したので僕以上に叩かれてました。

そんなわけで一部のメンバーにとっては少々苦い経験となってしまいました。

 

ポニーは演奏ももちろん良かったのですが、個人的に最も印象的だったのは、恒例の「試合」でした。
この「試合」では、ポニーのギター担当ケンタウロスが何かしらの敵と闘うといった趣旨のもので、これまで「水」「マイクスタンド」「塩」といった強敵を相手に果敢に立ち向かってきました。

気になる今回の対戦相手は一体なんなのでしょうか。

 

タカハシヨウ「今回の相手は……、

 

”資本主義”だぁ!」

 

全国からファンを集めたステージの上で何を言っているんだ僕たちの代表は…………。

そう、今回ケンタウロスが相手するのは、

生物はおろか物質ですらない、”概念”だったのです。

それも”資本主義”です。

完全に現代社会を掌握し、この世を牛耳りきっちゃってる言わば「最強の概念」です。
そんな相手と、僕らのケンタウロスはいかようにして闘うのでしょうか………。
会場中が固唾を呑んで見守る中、試合開始を告げるゴングが鳴り響きます。

 

おぉ………

おぉ………!?

闘ってる………

闘っているよぉ…………!!

 

感受性を培い損ねた人にとってその様は
化学実験で対象に恐る恐る手を出す猿」にしか見えなかったかもしれないですが、

彼は確実に実体のないものといい勝負をしています。

格差社会

競争原理……

神の見えざる手………

ケンタウロスは資本主義がもたらす数多の社会構造から手痛い攻撃を食らいながらも果敢に立ち向かいます。
写真などで様子をお伝えできないのが誠に残念ですが、シャッターを切るのも忘れるほどの白熱ぶりだったということです。

そして、結果は……

 

ケンタウロス、
敗れる……………。

やはり資本主義などという大きすぎる存在に、一個人が勝てる訳などなかったのです。

そもそも”資本主義を倒す”という試みは、近現代人類史において幾度となく大勢の人間が挑戦し、それは決まって戦争へと発展し、その戦火は多くの命を奪ってきたのです。

同じ過ちを繰り返すわけにはいかなかったのです。

なす術もなくステージにひれ伏したケンタウロス。

しかしその勇猛さは会場にいたすべての人の心に響き、惜しみない称賛の拍手が送られます。

そしてここでケンタウロスの様子が「おや?」って感じになって、ケンタウロスはいつも通りターザンへ進化できたのです。

 

要するに、

1ケンタウロス
これが、

 

bu
こうなると、

 

ターザン
こうなるのです。

やったねケンタウロス!

 

ポニーのライブを見るのは僕自身久々でしたが、最初から最後まで、実に面白おかしいものでした。
ファンの方には一度生で見ていただくことを強くおすすめします。

ただ一つだけ言わせていただくと、

盛り上がりまくる観客たちが拳を上げライブを楽しむ様子を遠巻きに見ていたタグマくんが「宗教かよ」と漏らしていて、僕は「どの口が?」と言いたくもなったんですがぶたれても嫌だったので黙ってました。

 

ポニーの出演が終わり、転換。
そう、いよいよ我々エビクラゲの出番です。
いつものBGMと共にステージ袖からぬるぬるっと現れるメンバーたち。
ステージの様子だけでも写真でお伝えしたかったのですが、写真係のことなど微塵も頭になかったので撮ってません。

そこで「田舎の元気なおばあちゃんたち」の写真で代用させていただくことにします。

写真22

番号順に
①タカハシくん
②店長
③イノワキくん
④タグマくん
⑤たくあん
⑥馬クソ
⑦あお
⑧松田さん(airezias)
⑨ケイタロウくん(airezias)

とまぁ、こんな感じの並びでした。
(タカハシくんは司会進行)

回答に関しては特にウケたものには絵ネタが多く割愛せざるを得ないのですが、ざっと流れを説明すると、

 
たくあんは、安定感のあるヒットを次々打ち出します。

イノワキくんはスベっても大げさなアクションで笑いを取り返します。

馬クソはスベったあとに客に対してキレるという瓦解ぶりを発揮し、

店長のリアクションしづらい回答は逐一”代表”が処理し、

脱走兵はひたスベる。

要するにいつもの溢れ部です。
ですが……

 

スベるのこえぇぇぇっぇぇっぇぇぇ……

 

自分が放った一言で「ざわざわ、ざわ」としていた会場が「しん………」となるこの絶望感たるや。

自らの力で”スベり転じ劇場”を開催しまくっていたイノワキくんや馬クソのメンタリティには素直に憧れます。

そして尺も余り死の時間が訪れる気配がしたので予備として用意されていたお題が採用されます。

タカハシくん「新装オープンの遊園地、唯一ガラッガラに空いてるアトラクションは?」

ここでも絵ネタが多く割愛せざるを得ませんが、それまで低空飛行だったタグマくんは”大トロ”に金脈を見出し笑いをかっさらっていきました。

恐怖の大喜利もついに終わりの時間が訪れ、入り同様ぬるっと退場していく出演者たち。

大勢の人前でスベる恐怖………、
あれは人生にそう何度も味わうべきじゃない、絶対にそうじゃない。

と、メンバーの誰もが感じていたようです。

控え室への階段を駆け上がり、大急ぎで互いの傷を舐めあいます。


タグマ「うっわスベるの怖ぇ…」

たくあん「でもタグマの大トロのくだりよかったぁ…」

馬クソ「たくあんは安定感あるの羨ましいよぉ…」

あお「イノワキくんはスベっても去り際でちゃんとカバーできるの良いな……」

イノワキ「うるせえころすぞ」

 
実はこの控え室に備え付けてあるトイレが完全に数年前までラブホテルに鎮座していたかのようなエロみを醸しまくっており、精神がやばくなった人はおもむろにその扉を開け

「えっっっっっれぇぇぇよぉおおおおおお」

と叫ぶことでそのあまりのエロさに救われるというくだりがありました。
大喜利後のこの辛い局面でもその救いがだいぶ役に立ちました。

 

そうして少し一息ついて再び会場へ向かう一同。

 

イベントもいよいよ後半戦、airezias(以下アイレジ)のライブが始まります。

アイレジはポニーやエビクラゲとはまるで対極の硬派な演出で会場を魅了します。
みんなめっっろんめっっろんです。

 
いや……、

本当に良かった…………。

僕自身これでもいっぱしのバンドマンであったりもするので、アイレジの演奏の完成度の高さには毎度ド肝が抜け落ちます。

今回を機にアイレジをより多くの人に知ってもらえたらと思いますね。

 

そうしてイベントもついにエンディング……………

 

 

と思わせアンコールを待ちステージ上にぬるぬる、ぬると参上してきたポニーとアイレジの面々。

彼らは自らを「アイレニーとポジアス」と名乗り、ここに夢の競演が果たされます。
演奏曲はもちろん「家の裏でマンボウが死んでる」

 
ただ、我らが代表タカハシヨウはすでにべっっっっっろんべっっっっっろんに酔っています。
店長もだいぶ楽しくなっちゃってるみたいで行動の随所にタガの外れ具合が伺えます。

 
要するにお祭り騒ぎです。

写真 1(1)

いい大人がこんな感じになってました。

 
いや………、

 
めちゃくちゃ楽しかった……………

 

そんなこんなで最高のイベントも、本当の本当に終わりました。

 

この素晴らしい一日を来場客たちが賛美し合う中、我々エビクラゲの面々は会場の隅でソワソワ、ソワ・モゾモゾ、モゾとしています。
するとエビクラゲをいつも応援してくれているリスナーの方々から声がかかり、正直メンバーの誰もが「ン待ってましたぁ!」と言わんばかりのはにかみ混じりで応対します。

「いつも応援してます!」「今日のあの回答最高でした!」
嬉しい言葉をかけられみるみるうちに大喜利で受けた傷の回復を感じる一同。

そんな中、

リスナー「タオルにサインと、何か面白いことを書いてください!」

……え?

リスナー「何か面白いことを書いてください!」

 
やめてくれ。
何故ここにきてまで”推し量られ”なければならないんだ………。

焦りと絶望から、一同は苦肉の言葉をひり出しますが、読めば読むほど何も面白くない……。

最終的に、手が空いた様子のタカハシくんを掴まえサインを求めに行くリスナー。

そうだ、もうタカハシくんがそのタオルをマジックで真っ黒に塗り潰してくれればいい。
それだけでそのタオルは”ボロ雑巾”から”タカハシヨウが黒く塗り潰したタオル”へ成り上がるのだから……

そんなことを思うメンバー一同なのでした。

 

来場客もあらかたお帰りになり、イベント関係者による打ち上げが始まります。
イベントの成功を称えぶち上げ合う一同。
これまた余談ですが、打ち上げの最中誰かが、髪を切ったあおの様子を「ゲイっぽい」と称したところでであおの運命は完全に切り替わりました。

誰かがあおのゲイっぽさを指摘する

多くの人が乗っかる

あおがしこたま落ち込む

 

というくだりが生み出されてしまいました。

 
本当に不本意だ。

 
もし今後、人に髪を切ってもらう機会があれば

 
「脱走兵っぽさ、ゲイっぽさが出ないようにお願いします。」

 
と絶対に伝えるようにしていきたいです。

 
ちなみに現在のあおですが、髪が少し伸び脱走兵っぽさもゲイっぽさもそれぞれ半減してしまっていますが、
syuuzin

 

こんな感じです。
要は当日はこの2倍は脱走兵っぽく、またゲイっぽかったのです。

 

各々の終電の時間も迫り、比較的終電の早いたくあんとあおは早めに打ち上げ会場をあとにします。
なので僕が出来る活動報告はここまでとなります。

ただメンバーのLINEを見る限り、「女子高生のファンに絶対に手を出すから」とエビクラゲ加入を断られた男がいろいろと暴挙を重ねていたようです。

その辺は誰かがツイーツかなんかで補足してくれるかな。
え~、そしたら、長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

次回の活動報告については時期・内容ともに未定ですが、楽しみにして頂けたら幸いです。
お元気で~
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よく滑るだけではなくあらゆる面でポンコツというエビクラゲ負の遺産。
たまに面白いことを言うと周りが「しまった」という顔で笑う。
最近成長の兆しを見せている。